未払残業代・給料請求

在宅勤務で1日の勤務時間はどう変わった?勤務時間は変わらないとの回答が圧倒的多数!勤務時間が増加した方と減少した方の割合は同程度!!

日本最大級の労働問題の法律サイトである身近な法律情報誌リーガレットは、「在宅勤務による勤務時間への影響」を調べるために、在宅勤務になってからの勤務時間についてアンケート調査を行いました。

調査結果は、以下のとおりでした。

在宅勤務になってからの勤務時間への影響

勤務時間は変わらないとの回答が圧倒的多数、勤務時間が増加した方と減少した方の割合は同程度

「在宅勤務になってから勤務時間は1日あたりどのくらい変化しましたか?」との質問に対する回答の割合は、以下のとおりでした。

増加した勤務時間の割合

在宅勤務になってから1日当たりの勤務時間が増加したと回答した方の具体的な内訳は、以下のとおりでした。


減少した勤務時間の割合

在宅勤務になってから1日当たりの勤務時間が減少したと回答した方の具体的な内訳は、以下のとおりでした。


勤務時間への影響の理由

「変わってない」と答えた方の理由

勤務時間が変わってないと答えた方の大多数は、

「仕事内容は変わらないから」
「仕事量は変わらないから」

という理由でした。

その他にも、以下のような回答が見られました。

「就業規則に沿って勤務しているから」
「残業禁止になったため」
「会社の方針」

「増加した」と答えた方の理由

増加したと答えた方の多数は、

「通勤時間分を作業している」
「終わりを区切ることなくダラダラ仕事をしてしまう」
「作業がはかどらない」

という理由でした。

その他にも、以下のような回答が見られました。

「休む人が増えた」
「会社独自の計画勤務の為」
「仕事が増えた」

「減少した」と答えた方の理由

減少したと答えた方の多数は、

「自宅でできることが限られているから」
「仕事が減ったから」
「残業がなくなったから」

という理由でした。

その他にも、以下のような回答が見られました。

「効率がいい」
「オンオフの切り替えがしやすい」
「会議がなくなった」
「テレビがあるから見てしまう」
「社内での雑談がなくなったから」
「運動不足になるのでその分運動をしている」

総括

今回のアンケートでは、在宅勤務になっても、仕事の内容や量は同じであるため、勤務時間は変わらない方が多いことが分かりました

他方で、「終わりを区切ることなくダラダラ仕事をしてしまう」、「作業がはかどらない」等、メリハリをつけて仕事をしないと、勤務時間が増加してしまうこともあるようです。
また、仕事の内容から在宅でできることが限られているとして、勤務時間が減少した方もうかがえました。

今後も、コロナ禍の影響で、在宅勤務を続ける人も多いでしょうが、メリハリをつけて効率的に仕事をしていきましょう。

今回の件を機に在宅勤務が普及し皆さんのライフスタイルにあった働き方を見つけられるといいですね。

【アンケート概要】
調査の方法:webアンケート方式
調査対象:全国にお住まいの方
有効回答数:266
調査実施日:2020年10月27日~11月3日
調査主体:身近な法律情報誌リーガレット

※本内容を掲載いただく際は、出典「リーガレット調べ」と明記したうえで、当ページにリンクを貼っていただくようお願い致します。

ABOUT ME
弁護士 籾山善臣
神奈川県弁護士会所属。不当解雇や残業代請求、退職勧奨対応等の労働問題、離婚・男女問題、企業法務など数多く担当している。労働問題に関する問い合わせは月間100件以上あり(令和3年10月現在)。誰でも気軽に相談できる敷居の低い弁護士を目指し、依頼者に寄り添った、クライアントファーストな弁護活動を心掛けている。持ち前のフットワークの軽さにより、スピーディーな対応が可能。 【著書】長時間残業・不当解雇・パワハラに立ち向かう!ブラック企業に負けない3つの方法 【連載】幻冬舎ゴールドオンライン:不当解雇、残業未払い、労働災害…弁護士が教える「身近な法律」 【取材実績】東京新聞2022年6月5日朝刊、毎日新聞 2023年8月1日朝刊、区民ニュース2023年8月21日
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