※免責事項
・残業代チェッカーの計算結果は、あくまでも目安にすぎません。実際の残業代金額は、具体的な事情により異なります。
・当サイトは残業代チェッカーの計算結果の正確性や確実性等のいかなる保証も行うものではありません。残業代チェッカーにより提供する情報を利用して、利用者様が損害を被った場合においても当サイトは一切の責任を負担いたしません。
・残業代チェッカーをご利用いただく場合には、上記につきご承諾いただいたものとみなしますので、ご了承ください。
残業代チェッカーとは
残業代チェッカーとは、あなたのおおよその未払い残業代金額を約1分程度で簡単に確認できる計算機です。
残業代チェッカーで確認できる未払い残業代の金額は、あくまでも目安の金額です。あなたの具体的な労働条件により、残業代の金額は異なる可能性があります。
正確な残業代金額や残業代請求の見通しを知りたい場合には、弁護士に相談してみましょう。
残業代チェッカーの使い方
残業代チェッカーをお使いいただくには、まず以下の項目を入力していただく必要があります。
・入社月
・退社月
・月給(額面)
・1ヶ月あたりの平均残業時間
・1ヶ月あたりに支払われている残業代
必要事項を入力いただいたら、「未払い残業代を診断する」を押してください。
おおよその未払い残業代金額が表示されます。
残業代チェッカーによる未払い残業代の計算方法
残業代は、以下の方法により計算します。
基礎賃金とは、残業代の計算の基礎となる賃金です。家族手当、通勤手当、別居手当、子女教育手当、住宅手当、臨時に支払われた賃金、1か月を超える期間ごとに支払われる賃金を除く賃金の合計額です。
所定労働時間とは、会社が決めた労働時間のことで、基礎賃金を1時間あたりの賃金に引き直すものです。残業代チェッカーでは、月平均所定労働時間を160時間としています。
割増率は、法定時間外残業は1.25倍、法定休日残業は1.35倍、深夜残業は0.25倍です。残業代チェッカーでは、残業時間を法定時間外残業として、1.25倍の割増率により計算しています。
残業代チェッカーによる未払い残業代は、上記により計算した残業代から、既に支払われている残業代を控除した金額です。
残業代の計算方法については、詳しくは以下の記事で説明しています。
残業代チェッカーにおける消滅時効
残業代の消滅時効は、2020年3月31日までに発生した残業代は2年、2020年4月1日以降に発生した残業代は3年です。
残業代チェッカーでは、請求できる未払い残業代の期間を以下のとおりとして計算しています。
2022年3月まで 24か月
2022年4月 25か月
2022年5月 26か月
2022年6月 27か月
2022年7月 28か月
2022年8月 29か月
2022年9月 30か月
2022年10月 31か月
2022年11月 32か月
2022年12月 33か月
2023年1月 34か月
2023年2月 35か月
2023年3月以降 36か月
残業代の消滅時効については、以下の記事で詳しく説明しています。
残業代チェッカーにより診断された未払い残業代を請求する方法
残業代チェッカーにより診断された未払い残業代を請求する方法は、例えば以下のとおりです。
STEP1:通知の送付
STEP2:残業代の計算
STEP3:交渉
STEP4:労働審判
STEP5:訴訟
STEP1:通知の送付
残業代を請求するためには、内容証明郵便により、会社に通知書を送付することになります。
理由は以下の2つです。
・時効を一時的に止めるため
・資料の開示を請求するため
具体的には、以下のような通知書を送付することが多いです。
※御通知のダウンロードはこちら
※こちらのリンクをクリックしていただくと、御通知のテンプレが表示されます。
表示されたDocumentの「ファイル」→「コピーを作成」を選択していただくと編集できるようになりますので、ぜひご活用下さい。
STEP2:残業代の計算
会社から資料が開示されたら、それをもとに残業代を計算することになります。
先ほど説明した残業代の計算方法により、正確な残業代を計算しましょう。
STEP3:交渉
残業代の金額を計算したら、その金額を支払うように会社との間で交渉することになります。
交渉を行う方法については、文書でやり取りする方法、電話でやり取りする方法、直接会って話をする方法など様々です。相手方の対応等を踏まえて、どの方法が適切かを判断することになります。
残業代の計算方法や金額を会社に伝えると、会社から回答があり、争点が明確になりますので、折り合いがつくかどうかを協議することになります。
STEP4:労働審判
話し合いでの解決が難しい場合には、労働審判などの裁判所を用いた手続きを検討することになります。
労働審判というのは、全3回の期日で調停を目指すものであり、調停が成立しない場合には裁判所が一時的な判断を下すものです。
労働審判を経ずに訴訟を申し立てることもできます。
STEP5:訴訟
交渉や労働審判での解決が難しい場合には、最終的に、訴訟を申し立てることになります。
訴訟は、期日の回数の制限などは特にありません。1か月に1回程度の頻度で期日が入ることになり、交互に主張を繰り返していくことになります。解決まで1年程度を要することもあります。
さあ!残業代チェッカーを使ってみよう!
残業代チェッカーの説明は以上です。
それでは、残業代チェッカーを使ってみましょう!